右旋回(時計回転)
たとえば、毛流が右旋回の場合は、左側に髪の分け目を作ると、自然の毛流れに沿って髪をセットするので、毛流のおさまりが良く、セットしやすい髪型になります。しかし、髪のおさまりが良すぎて、ぺちゃんこにつぶれて、ふくらみのない髪型になりがちです。
これを、逆に右分けの髪型にすると、自然の毛流と逆向きになるので、セットしにくい、落ち着かない髪型になりますが、毛流に逆らっていて、毛が立ち上がるので、髪が盛り上がって、コシやふくらみが出て、ボリュームがある髪型になります。
左旋回(反時計回転)
毛流が左旋回の場合は、右分けにすると、髪をセットしやすいですが、つぶれやすくて、ふくらみが出にくい髪型になります。
これを逆に、左分けの髪型にすると、セットしにくいですが、髪が盛り上がってふくらみが出て、ボリュームが出ます。
つむじの毛渦と前頭部の毛流は、個人個人で決まっているので、ご自分でいろいろ試してみると、違いがわかります。時と場合によって、髪の分け目や、セットの仕方を、自分なりに使い分けてみるのも良いでしょう。