薄毛対策:髪のカール
髪のカールやウェーブは、髪がからまって隙間を埋めるので、地肌を隠しやすくなり、髪が濃く見えます。
ストレートの髪質は、隙間をふさげないので、髪の隙間が目立って、薄毛に見えやすくなります。
薄毛が気になったら、ウェーブやカールやパーマで、濃く見えるようにできます。
髪の密度:髪の重なり、分け目、つむじ
髪が重なると、濃く見えます。
髪の重なりがないと、地肌が見えます。髪の分け目やつむじは、いつも地肌が透けて見える場所です。
髪の分け目は、左右に髪が広がるもとですから、髪の重なりができないので、地肌が透けて見えます。地肌が透けない分け目は、ありません。つむじも、髪が四方八方に広がるもとですから、必ず、地肌が透けて見えます。
分け目やつむじは、薄毛でなくても、薄毛に見えやすい場所です。
薄毛対策:中央分け・横分け
髪を真ん中で左右に分ける髪型があります。
少し前の時期に流行った髪型ですね。
実は、髪を真ん中で分けると、地肌が透けて見えやすくなります。
若くて、髪が濃いうちは、どこで髪を分けても、あまり気になりません。
ところが、薄毛が始まった方が真ん中で髪を分けると、地肌が透けて見えます。頭全体の髪の密度の中で、一番地肌が透けて見えやすいのは、中央のゾーンなのです。その自分の弱点を人前にさらす髪型が、真ん中分けなのです。薄毛が気になり始めた方は、中央分けは一番不利な髪型です。
分け目を左右にずらすと、髪の重なりが増えるので、地肌が透けて見えなくなります。左右にずらすほど、髪の重なりが増えて、前頭部の中央の髪にボリューム感がでます。
薄毛の方でも、分け目を左右にずらすだけで、髪が濃く見えます。
髪の分け目を横分けに変えるだけで、話はすっかり違ってきます。
横分けのヘアスタイルは、髪の生え際の中央に重なりができるので、髪のボリュームが増えて濃く見えるようになります。横分けに変えるだけで、トップの髪の重なりが増えて、頭髪がずっと濃く見えるようになります。
髪の分け目は、横分けの方が、髪が濃く見えることを、よく覚えておいてください。
薄毛対策:中央分け・横分け
髪型によって、地肌が透ける程度が変わることは、髪型の基本です。
そして、薄毛が気になり始めた方では、髪型や分け目の位置はとても重要です。
はっきり分け目を作る横分けが嫌なら、手櫛でばっさり分けたような印象の横分けにすれば、分け目が目立たないで、前頭部の中央のボリューム感を出せます。
髪型で一番大切なのは、前頭部の中央です。そこにボリューム感があると、頭髪全体がフサフサに見えるようになります。
前頭部の中央は、髪全体の印象を変える、とても大切な部分です。ポイントは、髪の重なりをいかに効果的に作るかです。分け目の位置を変えるだけで、髪の見かけの濃さが大きく変わることは、重要です。
髪の分け目を作らないで、髪を前に下ろす髪型も、有効です。その際に、まっすぐ前に下ろすと、髪が割れて、隙間が透けて見えやすくなります。
全体的に少し斜めに下ろすと、重なりができて、さらに濃く見えます。
薄毛対策:光の強さ
強いスポットライトを浴びると、髪の隙間に光が入って、地肌で反射した光が目に入るので、髪の隙間が目立ってしまいます。テレビやステージなどのように、強いスポットライトを浴びると、誰でも、頭皮が透けて見えやすくなります。
やむを得ず強い光を浴びることが、あらかじめわかっている時は、その日だけ一時的に、頭皮にパウダーを付けて、地肌が透けなくすることで、髪を濃く見せる工夫が有効です。